つくばみらい市は茨城県南西部、首都圏40〜45km圏に位置し、筑波研究学園都市と千葉・埼玉両県の間を結ぶ交通結節点として発展してきました。市域の東西を小貝川と鬼怒川が流れ、豊かな水辺と穏やかな田園が広がる一方で、つくばエクスプレス(TX)の「みらい平」駅を中心に新興住宅地が計画的に整備され、駅前には高層マンションや医療・商業機能が集約されています。東京都心へは秋葉原駅まで区間快速で約41〜47分、北千住なら35分前後と通勤圏として十分な所要時間で、特急料金不要のフラットな運賃体系も家計にやさしい点です。
2025年4月1日時点の常住人口は51,505人、世帯数は21,918世帯で、10年前に比べ約2,400人の純増となりました。(※)
参照元:茨城県公式サイト(https://www.pref.ibaraki.jp/kikaku/tokei/fukyu/tokei/sugata/local/tsukubamirai.html#:~:text=%E4%BA%BA%E5%8F%A3%20*%20%E5%B8%B8%E4%BD%8F%E4%BA%BA%E5%8F%A3%EF%BC%9A51%2C505%E4%BA%BA%EF%BC%88%E4%BB%A4%E5%92%8C7%E5%B9%B44%E6%9C%881%E6%97%A5%E7%8F%BE%E5%9C%A8%EF%BC%89%EF%BC%88%E7%9C%8C%E7%B5%B1%E8%A8%88%E8%AA%B2%E3%80%8C%E8%8C%A8%E5%9F%8E%E7%9C%8C%E5%B8%B8%E4%BD%8F%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%80%8D%EF%BC%89%20*%20%E4%B8%96%E5%B8%AF%E6%95%B0%EF%BC%9A21%2C918%E4%B8%96%E5%B8%AF%EF%BC%88%E4%BB%A4%E5%92%8C7%E5%B9%B44%E6%9C%881%E6%97%A5%E7%8F%BE%E5%9C%A8%EF%BC%89%EF%BC%88%E7%9C%8C%E7%B5%B1%E8%A8%88%E8%AA%B2%E3%80%8C%E8%8C%A8%E5%9F%8E%E7%9C%8C%E5%B8%B8%E4%BD%8F%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%80%8D%EF%BC%89%20*%20%E5%9B%BD%E5%8B%A2%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E4%BA%BA%E5%8F%A3%EF%BC%88%E7%B7%8F%E5%8B%99%E7%9C%81%E7%B5%B1%E8%A8%88%E5%B1%80%E3%80%8C%E5%9B%BD%E5%8B%A2%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%80%8D%EF%BC%89)
少子化が進む茨城県内で人口が増えたのはつくば市など6自治体のみで、本市はその一角を占めています。年齢構成では15歳未満が15.1%と県平均を上回り、0~5歳の保育需要が高いことが特徴です。一方、高齢化率は27.0%で県平均より低く、生産年齢人口の流入が地域活力を下支えしています。背景にあるのはみらい平地区へのマンション・戸建て供給と企業立地の拡大で、今後もつくばエクスプレス沿線を中心に持続的な人口増が見込まれています。
太平洋から40kmほど内陸にあるため、冬は北西の季節風が吹き込むものの、筑波山系が風を遮り降雪は少なく、年間平均気温は14℃前後と首都圏平均とほぼ同じです。夏季の日最高気温は34℃を超える日もありますが、鬼怒川・小貝川沿いからの風が夜間の気温を下げ、ヒートアイランドが抑制される点は都市部との体感差を生みます。市域には福岡堰や小貝川リバーサイドの広い河川敷緑地があり、春には約1.5kmの桜並木がライトアップされるなど、居住エリアのすぐ隣で四季折々の自然が楽しめる環境が整っています。
TXみらい平駅は1時間あたり最大10本(ラッシュ時)の高頻度運行で、秋葉原方面への区間快速・通勤快速が停車します。駅前からは守谷・つくば両方向の路線バスに加え、コミュニティバス「みらい号」が市内各地区を循環し、通学時間帯には小中学校ルートが増便されるため、車を持たない世帯や高齢者も生活動線を確保しやすいのが特徴です。関東鉄道常総線の小絹駅も市西部にあり、水海道・取手経由でJR常磐線へ接続できる二方面アクセスが通勤・通学先の選択肢を広げています。
常磐自動車道谷和原ICと谷田部ICの間に2028年度開通予定の「つくばみらいスマートIC」により、市南部から高速道路へ直接アクセスできる見込みです。北側では国道294号の4車線化が進み、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)牛久阿見ICへも約20分で到達可能となるため、湾岸エリアや成田空港方面への物流・レジャー移動が一層スムーズになります。市内の自動車保有率は世帯当たり1.68台と県平均並みで、休日は車移動が主流ですが、駅周辺には時間貸し・月極駐車場が多く、カーシェアも導入済みでライフスタイルに合わせた選択肢が揃っています。
みらい平駅前にはスーパー「カスミ」とドラッグストア、大型家電量販店やクリニックが揃い、徒歩圏で日常の買い物が完結します。車で10分圏にはジョイフル本田守谷店やイオンタウン守谷があり、DIY用品からファッション、スポーツクラブまでワンストップで利用可能です。さらに20分圏にららぽーと柏の葉やイーアスつくばなど広域商業施設が点在し、週末の買い物・レジャーは選択肢が豊富です。食品宅配サービスの利用率も高く、共働き世帯が多い地域特性に合わせて深夜受け取りロッカーやドライブスルー受け取りを設ける店舗も増えています。
市内には病院・診療所・歯科を合わせて60超の医療機関があり、みらい平周辺だけで内科・小児科・皮膚科など一次医療を網羅しています。高度医療が必要な場合はつくば市内の筑波メディカルセンター病院(車30分)や、守谷市の総合守谷第一病院(車15分)へ連携搬送される体制が確立されています。また、地域包括支援センターが3ブロックに配置され、高齢者の介護相談や子どもの発達支援をワンストップで行う「子ども家庭総合支援拠点」も2024年度に整備されました。待機児童は2024年度ゼロを達成し、2025年度には公私立保育所の定員が合計2,900人に拡充される予定です。
025年度スタートの第3期子ども・子育て支援事業計画では、認定こども園3園の新設と放課後児童クラブの定員拡大が盛り込まれ、妊娠期から高校卒業まで切れ目ない支援を掲げています。保護者負担を軽減する施策として、0〜2歳児の第2子保育料を全額助成、小中学校の給食費を半額補助するほか、3人乗り電動アシスト自転車の無償貸与、子育て世帯転入時の家賃補助(月上限2万円・最大24カ月)も実施中です。ICT教育では市内全小中学校で1人1台端末が整備され、みらい平学園義務教育学校では探究学習プログラムが2024年度から本格運用されるなど、都市部と遜色ない先端教育環境が強みです。
2025年公示地価によると、市平均は5万6,354円/㎡で前年比+2.84%の上昇、みらい平駅周辺に限れば9万5,600円/㎡(坪31.6万円)と沿線効果が顕著です。ただ、同じTX沿線の流山おおたかの森駅周辺(約50万円/㎡)と比べると大幅に低く、土地取得費を抑えてゆとりある間取りを実現しやすい点がファミリー層に支持されています。建売戸建ては4LDK・敷地50坪前後で3,300万〜3,800万円が主流、分譲マンションは駅徒歩3分圏で70㎡台3,900万〜4,500万円と、東京都心の約1/3〜1/2の水準です。
小貝川ふれあい公園は約27haの広大な芝生広場と大型遊具、夏季のじゃぶじゃぶ池を備え、休日は県外からも親子連れが訪れます。福岡堰は関東屈指の桜の名所として知られ、約600本のソメイヨシノが川面に映える景観は「茨城観光100選」に選定されています。サイクリングロードやバーベキューサイトも整備され、季節ごとのアクティビティが豊富です。山間部がないためハイキングコースは少ないものの、市内全域が平坦でベビーカーや車椅子でも利用しやすいバリアフリー設計が進み、高齢者や小さな子どもにも優しい環境と言えます。
茨城県警の2025年5月暫定統計によると、本市の刑法犯認知件数は人口1,000人当たり3.3件で県内44市町村中42位と低水準を維持しています。みらい平駅前には交番が設置され、スクールゾーンの朝夕巡回や、自治会・PTAが連携する「みらい見守り隊」が児童の登下校をサポートするなど、市民参加型の防犯活動が定着しています。夜間でも駅前から主要バス通りまでLED防犯灯が整備され、ベビーカーや自転車での帰宅でも安心感が高いと移住者からの評価が寄せられています。
鬼怒川・小貝川の合流域に接するため洪水リスクは無視できませんが、市は2025年3月改訂の「洪水・土砂災害ハザードマップ」を全戸配布し、緊急避難場所までの徒歩所要時間を地区別に可視化しました。また、みらい平地区の新築住宅には浸水深50cmまで対応するかさ上げ基礎や、止水板の設置を助成しています。地震については液状化の可能性が一部指摘されていますが、市総合防災マップで揺れやすさ区分と避難ルートを細かく示し、2024年度からは防災アプリでリアルタイム避難情報を配信するなど、ICTを活用した減災策を強化しています。
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