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茨城の注文住宅に必要な結露対策

茨城県は梅雨の雨量が多く湿度が高めな地域であるため、注文住宅を建てる際は結露対策をした方がよいでしょう。

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茨城は湿度が高い?

茨城県は関東地方北東部に位置し、太平洋岸気候に属しています。また、冬は晴天が多くて乾燥しますが、梅雨の雨量が多いという特徴があります。

太平洋に面する茨城県は、日本でも有数の湖面積を持つ霞ヶ浦の影響もあって、栃木県など内陸の県と比べても湿度が高い傾向にあります。湿度が高いとカビなどが発生しやすくなるため、住宅を建てる際は対策が必要となるでしょう。

湿度の高い地域で気をつけるべき「結露」

結露は、暖かい空気中の水蒸気が冷やされ空気中に含むことのできる水蒸気量(飽和水蒸気量)を超えたときに発生します。つまり、室内の空気が冷たい壁や窓に触れたときに、空気中の水分が水滴となるのです。近年の住宅でも結露が発生する理由のひとつに、高気密・高断熱化が挙げられます。

最近の住宅は断熱性が向上し、外気の影響を受けにくくなりました。その一方で、室内は気密性の高さから空気や湿気がこもりやすい場合も。特に冬場は暖房で室温が高くなって、空気中の水分量も増加するため空気中の飽和水蒸気量を超えやすくなり、結露が発生しやすくなっています。

結露によるリスク

結露を放置していると、カビやダニが発生しやすくなります。アレルギーや喘息などの健康被害につながる可能性もあるため、免疫力が弱い小さい子供や高齢者がいる家庭では特に注意が必要です。

また、結露によって発生した水分が壁や床に浸透すると、木材の腐食や構造体の劣化などに発展する恐れがあります。湿った木材はシロアリを呼び寄せ、見えないところで家のダメージが進行しかねません。

家の劣化の発見が遅れると、大規模な修繕工事が必要になります。そうなると、コスト面での負担も大きなものとなるでしょう。結露を少しの水滴だと侮ってはいけません。結露についてよく理解し、早めの対策をすることが家と家族を守るためにも必要です。

注文住宅の結露を防ぐ方法は?

結露が起こりやすい窓やサッシに対策をする

結露対策として、優先的に対策する必要がある箇所は窓まわりです。窓やサッシは、断熱性能の高いものを選ぶようにしましょう。断熱性能の低い単板ガラスとアルミサッシの組み合わせでは、冷気が伝わりやすく結露が発生しやすいです。

おすすめは、ペアガラス、またはトリプルガラスに樹脂サッシを組み合わせたものです。複層タイプのガラスや樹脂製のサッシは窓周辺の温度差を小さくします。結露の発生リスクを減らすことができるでしょう。

断熱材の種類・施工にこだわる

結露対策として、断熱材の種類と施工にこだわることも大切です。どんなに高性能な断熱材も使用しても、施工に問題があれば断熱効果が低下して結露が発生しやすくなります。

例えば、吹き付け断熱は隙間が出来にくく気密性が高いといわれていますが、施工が不十分だと内部結露が発生しかねません。グラスウールについても同様で、施工不良は結露につながります。断熱材の種類にかかわらず、施工する職人の技術力が重要といえるでしょう。

窓の配置を工夫する

結露対策として、風通しを良くすることは効果的です。窓の配置を工夫することで、風通しを良くすることができます。例えば、窓を二箇所に作る方法です。室内に窓が一箇所しかないと風の抜け道がなく、空気が出入りしにくいです。

風の入口と出口を作ってあげることで、室内の風通しがよくなります。二箇所の窓は、南と北の対角線に作るのがおすすめです。日本では春から秋にかけ、南から北に風が吹くことが多いためです。

また、天井近くに窓を作るのもよいでしょう。天井近くに窓があると、室内の風通しが良くなることに加えて室内の熱を外に逃がしやすくなります。暖かい空気は上に溜まる性質があるため、天井近くに窓があることによって暖かい空気の逃げ道ができ、室内の空気の循環が可能です。

大きな窓である必要はありません。換気のための小窓を設置すると良いでしょう。

換気扇などの設備を取り入れる

結露対策のためには、室内外の温度差を小さくして湿度が高すぎない状況を維持することが必要です。 室内をこまめに換気することで、室内外の温度差や湿度をある程度抑えることができるでしょう。換気のためには、換気扇などの設備を取り入れることも有効です。

換気扇を付けることで、室内の空気を外に排出し外の空気を室内に取り込みます。窓が一箇所しかない部屋でも、風の抜け道を作れるでしょう。また、計画換気を取り入れることも大切です。特に高気密の家では、換気システムの導入は欠かせません。

換気の種類には違いがあり、中でも給気と排気をともに機械で行う「第1種換気」は湿度管理がしやすく結露対策に効果的といわれています。換気計画は、結露だけでなく家の性能を左右する大切な部分のため、設計時にしっかり相談しておきましょう。